肩鎖関節脱臼
- 転倒や衝撃の後から、肩の先端に痛みや腫れがある
- 鎖骨の端がボコッと出ている(ピアノキーサイン)
- 肩を動かすと鋭い痛みがある
- 腕が上がらない、肩を動かすのが怖い
- 病院で「肩鎖関節脱臼」と言われたが、その後どうすればいいか分からない
このような症状がある場合、肩鎖関節脱臼の可能性があります。
肩鎖関節脱臼とは|桂東洋鍼灸整骨院
肩鎖関節脱臼とは?【定義とメカニズム】
肩鎖関節とは、鎖骨と肩甲骨の一部(肩峰)をつなぐ関節で、肩の可動域を支える重要な構造です。 肩鎖関節脱臼とは、肩に外力が加わることにより、この関節がずれたり、靭帯が損傷したりする状態を指します。
ロックウッド分類
肩鎖関節脱臼はI度〜VI度まで分類されており、
- I〜II度:靭帯が部分的に損傷、関節のズレは少ない(保存療法)
- III度以上:靭帯の完全断裂、鎖骨の明らかな浮き上がり(手術が検討されることも)
とされます。脱臼の程度に応じて治療方針が異なります。
肩鎖関節脱臼の原因とは|桂東洋鍼灸整骨院
なぜ起こる?【原因の解説】
肩鎖関節脱臼の主な原因は、肩の外側に加わる強い衝撃です。
主な原因
- 転倒時に肩から着地する
- 自転車やバイクの事故
- ラグビー、柔道、サッカーなどの接触スポーツ
- スキーやスノーボードでの転倒
これらの要因により、肩鎖関節に強い外力がかかり、関節や靭帯が損傷します。
放っておくとどうなる?【リスクと後遺症】
肩鎖関節脱臼を適切に治療しないまま放置すると、次のようなリスクがあります。
- 関節が不安定になり、再脱臼を繰り返す
- 鎖骨の変形が目立つようになる
- 肩を使うたびに痛みや不快感が続く
- スポーツや仕事に支障をきたす
- 肩周囲の筋力低下・運動障害
早期の施術とリハビリにより、機能の回復や見た目の改善が期待できます。
肩鎖関節脱臼の治療法とは|桂東洋鍼灸整骨院
整骨院・鍼灸院でのアプローチ【施術内容・当院の強み】
当院では、肩鎖関節脱臼後のリハビリや痛みのケアに力を入れています。医療機関での処置後や保存療法中の方も安心して通院いただけます。
初期対応(急性期)
- アイシングやテーピングによる固定補助
- 痛みを抑えるための鍼灸施術や微弱電流療法
- 炎症期を見極めた施術の提案
回復期以降
- 関節可動域の改善を目的とした手技療法
- 肩甲骨や背部の動きを取り戻す運動指導
- 鍼灸による血流促進・筋緊張緩和
- 再発予防のための姿勢・動作指導
■ 当院の強み
- 整形外科と連携したアフターケアが可能
- スポーツ外傷に強い経験豊富なスタッフ
- 鍼灸×手技×物理療法を融合した個別対応
まとめ|桂東洋鍼灸整骨院
実際の患者様の声
30代男性(サッカーでの負傷) 「病院で脱臼と診断され、湿布だけだったのですが不安で来院しました。テーピングやリハビリを受け、徐々に肩の動きが戻ってきました。再発しない体作りも教えてもらい助かりました。」
よくある質問(Q&A)
Q1. 肩鎖関節脱臼は自然に治りますか?
- 軽度の脱臼(I〜II度)は自然治癒が見込めますが、適切な固定とリハビリが必要です。
Q2. 鍼灸は脱臼の治療に効果がありますか?
- はい。痛みの緩和や筋肉の緊張を取り除くことで、回復を早める助けになります。
Q3. 手術を勧められたのですが、整骨院でできることはありますか?
- 手術の判断は医師が行いますが、術前・術後のサポート、保存療法の補完として施術が可能です。
Q4. 見た目の出っ張り(ピアノキーサイン)は治りますか?
- 軽度のものはリハビリで目立たなくなることもあります。重度の場合は整形外科と連携した対応が必要です。
まとめ
肩鎖関節脱臼は、正しい固定とリハビリを行えば、痛みや機能制限の改善が期待できます。軽症だからといって放置せず、早めの対応が肝心です。
整骨院・鍼灸院では、医療機関との併用も可能で、患者様一人ひとりに合わせた施術を行っております。
「肩の出っ張りが気になる」「力が入らない」「スポーツ復帰を目指したい」 そんな方は、お気軽に当院までご相談ください。