産後の便秘
- 出産後から便秘気味になった
- 排便の回数が減り、お腹が張ってつらい
- 便が硬く、出すのに時間がかかる
- 食事や水分に気をつけても改善しない
- 産後の骨盤のゆがみや腰痛も気になっている
- 育児でトイレにゆっくり行けない日が続いている
もしひとつでも当てはまる場合、それは「産後の便秘」のサインかもしれません。
産後の便秘とは|桂東洋鍼灸整骨院
■産後の便秘とは?【症状の定義・メカニズム】
「産後の便秘」は、出産後のホルモンバランスの変化や骨盤周辺の筋力低下、自律神経の乱れなどが重なって起こる排便困難のことを指します。特に出産直後から2〜3ヶ月にかけて多くのママが悩まされる症状で、自然に治ることもありますが、慢性化すると日常生活や育児にも支障をきたします。

産後の便秘の原因とは|桂東洋鍼灸整骨院
■なぜ産後に便秘が起こるの?【主な原因】

◉ホルモンバランスの変化
妊娠・出産を経て、体内のホルモン分泌が大きく変動します。特に黄体ホルモン(プロゲステロン)は腸の動きを鈍くする作用があり、産後も影響が残っていると便秘を引き起こします。
◉骨盤のゆがみと内臓下垂
出産により骨盤が大きく開き、内臓の位置が下がることで腸が圧迫され、排便がスムーズにいかなくなります。骨盤の戻りが不十分なままだと、便秘が長期化することも。
◉腹筋・骨盤底筋群の筋力低下
分娩時に使われた筋肉はダメージを受けており、排便に必要な「いきむ力」が出せなくなる場合があります。
◉自律神経の乱れ
育児による寝不足やストレスにより、自律神経が乱れると腸のぜん動運動が弱まり、便秘につながります。
◉生活環境の変化
育児でトイレを我慢する習慣がついたり、食事や水分補給の時間が不規則になったりすることも大きな要因です。
■放っておくとどうなる?【便秘が引き起こすトラブル】
- 肌荒れ・吹き出物などの美容トラブル
- 腰痛・肩こり・頭痛の悪化
- 痔や裂肛など肛門疾患のリスク
- 自律神経の乱れによるメンタル不調
- イライラや疲労感の慢性化
便秘は単なる排便の問題ではなく、全身の不調を引き起こす引き金にもなります。特に産後の女性にとっては、心身の負担を増やしてしまう重大な症状です。
産後の便秘の治療法とは|桂東洋鍼灸整骨院
■整骨院・鍼灸院でのアプローチ【当院での施術内容】
当院では、薬に頼らず自然な排便リズムを取り戻すための施術を行っています。主に以下のようなアプローチを組み合わせて対応しています。
◉骨盤矯正
出産によって開いた骨盤を整えることで、内臓の位置が正常に戻り、腸の働きが促進されます。骨盤矯正は見た目のスタイル改善にも効果的です。

◉鍼灸治療
腸の働きを高めるツボ(天枢・大腸兪・中脘など)に鍼やお灸を行い、自律神経のバランスを整えながら腸のぜん動運動を活発にします。痛みや熱さはほとんどありません。

◉姿勢・呼吸の指導
正しい姿勢や呼吸法を取り入れることで、腹圧が高まり便通が良くなるように指導を行います。
◉生活習慣のアドバイス
産後ママの生活スタイルに合わせた水分摂取・食事の工夫・排便リズムの取り方をアドバイスします。
まとめ|桂東洋鍼灸整骨院
■実際の患者様の声
「産後3ヶ月を過ぎても便秘がひどく、ずっとお腹が苦しい状態が続いていました。整骨院で骨盤の歪みを整えてもらい、鍼灸も受けるようになってから少しずつお通じが改善されてきて本当に助かりました。赤ちゃんと一緒に通える環境もありがたかったです。」
■よくある質問(Q&A)
Q1. 授乳中でも鍼灸や骨盤矯正は受けられますか?
A. はい、安心して受けていただけます。授乳中の方にも負担の少ない施術方法を選び、安全に行っております。
Q2. 鍼灸は痛くないですか?
A. 鍼は髪の毛ほどの細さで、ほとんど痛みを感じることはありません。初めての方でもリラックスして受けられるよう配慮しております。
Q3. 便秘以外の症状にも対応できますか?
A. はい。産後の肩こり、腰痛、骨盤のゆがみ、尿もれなど、複合的なお悩みにもトータルでサポートいたします。
Q4. 通院の頻度はどのくらいが理想ですか?
A. お身体の状態によりますが、最初は週1〜2回、その後は体調に合わせて調整していくことが多いです。
Q5. 赤ちゃん連れでも通えますか?
A. はい、キッズスペースやベビーベッドをご用意しておりますので、安心してお越しください。
■まとめ|便秘は我慢せず、整骨院に相談を
産後の便秘は、決して「一時的なものだから我慢しよう」と放置して良い症状ではありません。骨盤のゆがみや自律神経の乱れを整えることで、薬に頼らず自然な排便リズムを取り戻すことが可能です。
私たちは産後のママに寄り添い、お身体の内側から整える施術をご提供しています。お腹の不快感や育児のストレスを抱えたままにせず、どうぞ一度ご相談ください。



















