有痛性分裂膝蓋骨
- 膝のお皿のあたりに痛みがある
- 特に運動後やジャンプの動作で膝がズキンと痛む
- 成長期の子どもが「膝が痛い」とよく言う
- 痛みが続いていて、整形外科では「成長痛」と言われたが改善しない
- 痛くて運動を思い切り楽しめない
このようなお悩みをお持ちであれば、「有痛性分裂膝蓋骨」の可能性があります。
有痛性分裂膝蓋骨とは|桂東洋鍼灸整骨院
有痛性分裂膝蓋骨とは?
「有痛性分裂膝蓋骨」とは、膝のお皿(膝蓋骨:しつがいこつ)が成長段階で一つに癒合せず、複数の骨片として残ってしまう状態をいいます。通常、膝蓋骨は成長と共に1つの骨として形成されますが、まれにこれがうまく癒合せず、2つ以上に分裂したまま残ることがあります。
分裂していても無症状の人もいますが、運動などの負荷によって分裂部分にストレスがかかり、痛みや炎症が生じると「有痛性」となり、日常生活やスポーツに支障が出るようになります。
有痛性分裂膝蓋骨の原因とは|桂東洋鍼灸整骨院
なぜ起こるの?|原因とメカニズム
有痛性分裂膝蓋骨の主な原因は、成長期における骨の癒合不全です。以下のような要因が関与しています。
✅ 成長期の骨の未成熟
膝蓋骨は思春期ごろまでに完成されますが、成長過程で骨の中心と周辺部がうまくくっつかないことがあります。
✅ 繰り返しのスポーツ動作
ジャンプやダッシュ、着地動作など膝に強い負荷がかかる運動(バスケットボール、サッカー、バレーボールなど)を繰り返すことで、癒合できていなかった骨片の周辺に炎症が生じ、痛みとなって現れます。
✅ 筋肉の柔軟性の低下
太ももの筋肉(大腿四頭筋)が硬いと、膝蓋骨を強く引っ張り、負荷が集中しやすくなります。
放っておくとどうなるの?
痛みがあるまま運動を続けてしまうと、炎症が慢性化し、以下のようなリスクが高まります。
- 長期的な膝の痛み
- 骨片のはく離や変形
- スポーツパフォーマンスの低下
- 外科的手術が必要になるケースも
特に学生時代は運動機会が多く、痛みを我慢してしまいがちです。しかし、成長期の膝に無理をさせることで、将来的な後遺症のリスクも伴います。早期の適切な処置がとても大切です。
有痛性分裂膝蓋骨の治療法とは|桂東洋鍼灸整骨院
整骨院・鍼灸院でのアプローチ|当院の施術と強み
整骨院では、有痛性分裂膝蓋骨の症状に対し、痛みの軽減と再発予防を目指した施術を行います。
- 局所の炎症に対するアプローチ
- 電気治療(干渉波、超音波など)で炎症や腫れを軽減
- テーピングによって膝蓋骨の安定性をサポート
- 筋肉のバランス調整
- 大腿四頭筋やハムストリングス、臀部の筋肉の柔軟性を高め、膝への負担を軽減
- 手技療法(マッサージ・ストレッチ)で全体の筋緊張を整える
- 鍼灸による深部へのアプローチ
- 鍼で痛みの元となる筋肉のコリや血流の悪さに対処
- お灸で温めることで、炎症の早期回復と自然治癒力の促進
- 再発予防のセルフケア指導
- 自宅でできるストレッチ・筋トレの指導
- 姿勢や歩き方、運動時の注意点も細かくアドバイス
🎯 当院の強み
- スポーツ外傷に強いスタッフが在籍
- 学生アスリートの通院実績多数
- 個別の状態に応じた施術プランを作成
- 保護者の方への説明も丁寧に対応
まとめ|桂東洋鍼灸整骨院
実際の患者様の声(仮)
中学でバスケ部に入ってから、膝のお皿のあたりが痛くなり、練習を休まざるを得ない時期が続きました。整形外科で「有痛性分裂膝蓋骨」と言われましたが、薬を飲むだけではよくならず…。こちらの整骨院で筋肉をほぐしてもらったり、ストレッチを教えてもらったことで、少しずつ痛みが減り、練習にも復帰できました!(14歳・男子)
よくある質問(Q&A)
Q1. 手術しないと治りませんか?
- 多くのケースで保存療法(手術以外)で改善が期待できます。
炎症を抑え、筋肉や姿勢のバランスを整えることで、痛みを軽減することが可能です。早めの対処がカギです。
Q2. 通院期間はどれくらいかかりますか?
- 症状の程度や運動量によって異なりますが、1~3ヶ月程度の継続的なケアが目安となります。
初回のカウンセリング時に、おおよその目安をご説明します。
Q3. 学校や部活は休んだ方がいいですか?
- 痛みが強い間は無理せず休むことを推奨しますが、回復状況を見ながら復帰可能です。
当院では復帰タイミングのアドバイスも行っています。
Q4. 小学生でも鍼灸は受けられますか?
- はい、当院ではお子さま向けの鍼灸も行っており、安全に配慮して施術いたします。
痛みが少なくリラックスできるよう工夫しております。
Q5. 整骨院で保険は使えますか?
- 有痛性分裂膝蓋骨が負傷原因による急性・亜急性外傷と認められる場合は、健康保険の適用が可能です。
詳細はご来院時にご相談ください。
まとめ|早めのケアで、将来の痛みを防ぎましょう
有痛性分裂膝蓋骨は、成長期に多く見られる症状ですが、適切な対処を行えば、手術せずに改善することが可能です。特に運動を頑張るお子さまにとって、膝の痛みはパフォーマンスや気持ちにも大きく影響します。
当院では、痛みを和らげる施術だけでなく、根本的なバランスの調整や再発予防までしっかりサポートいたします。お子さまの「また思い切り走りたい!」という気持ちを、私たちが全力で応援します。
つらい膝の痛みは我慢せず、ぜひ一度ご相談ください。