仙腸関節性腰痛
- 朝起きたとき、腰がズキッと痛む
- 長時間同じ姿勢で座っていると、腰がつらくなる
- 片側の腰に鈍い痛みが続いている
- 腰痛はあるのに、病院の検査では異常がないと言われた
- 腰を反らしたり、捻ったりすると痛みが強くなる
- 妊娠・出産後から腰痛が続いている
このような症状に思い当たる方は、「仙腸関節性腰痛」の可能性があります。
仙腸関節性腰痛とは|桂東洋鍼灸整骨院
仙腸関節性腰痛とは?|腰痛の原因が“骨盤”にある場合も
仙腸関節性腰痛とは、骨盤の後ろ側にある「仙腸関節」という部分に由来する腰痛です。
仙腸関節は、背骨の最下部「仙骨」と、左右の「腸骨」が接する関節で、強力な靱帯で固定されながらも、わずかに動く構造になっています。このわずかな動きが、歩行・座位・立ち上がりなど日常動作に重要な役割を果たしています。
ところが、この仙腸関節にゆがみや微細な炎症が生じると、慢性的な腰痛を引き起こします。特にレントゲンやMRIで異常が見つからないタイプの腰痛の中に、仙腸関節性腰痛が多く隠れているのです。
仙腸関節性腰痛の原因とは|桂東洋鍼灸整骨院
なぜ仙腸関節性腰痛が起こるのか|主な原因とは
仙腸関節性腰痛の原因は、以下のような「骨盤のアンバランス」や「関節の負担の蓄積」によって起こります。
- 出産や妊娠による骨盤のゆるみ
出産時にリラキシンというホルモンが分泌され、仙腸関節を含む骨盤周辺が緩むため、産後に仙腸関節へストレスがかかりやすくなります。
- 長時間のデスクワークや姿勢不良
猫背や足組み、片側に体重をかけた座り方など、日常的な姿勢のクセによって仙腸関節に負担が集中します。
- 急な動作やスポーツでの負荷
ジャンプやひねる動作など、仙腸関節の可動域を超えるような衝撃があると、関節に炎症が起こることがあります。
- 筋力低下や加齢による関節の不安定化
年齢とともに筋力が低下すると、骨盤を支える力が弱くなり、仙腸関節に過剰なストレスがかかります。
放っておくとどうなる?|慢性腰痛化や生活への影響も
仙腸関節性腰痛は、レントゲンなどの画像診断で異常が見つかりにくく、「原因不明の腰痛」として見逃されやすいのが特徴です。そのため、誤った対処法を続けてしまうと、以下のような悪循環に陥ってしまうこともあります。
- 痛みが慢性化し、動作のたびに腰が気になるようになる
- 痛みをかばうことで姿勢が崩れ、別の部位(首・肩・股関節など)にまで不調が広がる
- 睡眠の質や集中力が低下し、生活全体の質が落ちる
- 精神的なストレスが増し、活動意欲の低下につながる
早めの対処が、快適な日常と笑顔を取り戻すカギになります。
仙腸関節性腰痛の治療法とは|桂東洋鍼灸整骨院
当院では、仙腸関節性腰痛に対して専門的なアプローチを行っています。痛みのある場所だけでなく、原因となっている骨盤の状態・全身のバランスをしっかり確認し、根本改善を目指します。
- 仙腸関節の調整(骨盤矯正)
手技によって骨盤のゆがみやズレを調整し、仙腸関節の動きを正常化させます。ボキボキしない優しい矯正も可能ですので、初めての方でもご安心ください。
- 筋肉の緊張緩和(手技療法・鍼灸)
仙腸関節周囲の筋肉(中殿筋・梨状筋など)の緊張を丁寧にほぐし、関節にかかる負担を軽減します。深部のコリには鍼灸施術も効果的です。
- 電気療法(ハイボルテージ・干渉波など)
関節内の炎症や痛みに対しては、電気刺激により鎮痛・回復促進を図ります。
- 日常生活指導・セルフケアの提案
再発を防ぐために、正しい座り方・立ち上がり方・ストレッチ方法などをお伝えし、セルフケアの習慣化をサポートします。
まとめ|桂東洋鍼灸整骨院
【患者様の声】~施術を受けての変化~
▶ 40代女性/デスクワーク中心の生活
「腰の痛みが半年以上続き、整形外科では『異常なし』とされて不安でした。こちらで『仙腸関節の問題』と教えていただき、骨盤矯正と鍼灸を数回受けただけで痛みがぐんと減りました。もっと早く来ればよかったです!」
▶ 30代女性/産後2ヶ月で来院
「産後から腰の片側が痛くて、抱っこや授乳も辛かったのですが、先生が骨盤のゆがみを丁寧に説明してくださり安心しました。1ヶ月ほどでほとんど痛みがなくなり、毎日が本当に楽になりました!」
よくある質問(Q&A)
Q1. 整形外科で異常なしと言われましたが、本当に仙腸関節が原因なんでしょうか?
- はい、その可能性は十分にあります。画像検査に映りにくい関節の微細なズレや炎症は、整骨院ならではの触診や動作テストで発見できることが多くあります。
Q2. 骨盤矯正って痛くないですか?
- 当院では患者様の体調やお好みに合わせた、ソフトで安全な施術を行っています。強い刺激は苦手な方やご高齢の方にも安心して受けていただけます。
Q3. 鍼灸は腰痛にも効果がありますか?
- はい。仙腸関節性腰痛に関与する筋肉や神経にアプローチできるため、鍼灸は非常に有効です。慢性的な腰痛や再発防止にもおすすめです。
Q4. 一度の施術で治りますか?
- 症状の程度にもよりますが、多くの方が数回の施術で変化を実感されています。痛みの根本原因を取り除くためには、継続的なケアが効果的です。
Q5. 妊娠中や産後すぐでも施術できますか?
- 妊娠中・産後の方には、身体に負担の少ない施術方法を選択しています。産前産後の骨盤ケアの実績も豊富ですので、安心してご相談ください。
まとめ|仙腸関節性腰痛は整骨院でのケアが効果的です
仙腸関節性腰痛は、見逃されがちで慢性化しやすい腰痛のひとつです。しかし、専門的な視点と適切なアプローチによって、症状の改善や再発予防が十分に可能です。
「腰が痛いのに原因がわからない」「出産後から腰がずっとつらい」とお悩みの方は、どうか一人で我慢せずに、私たちにご相談ください。
あなたの腰痛が、骨盤の小さなズレから来ているかもしれません。
ぜひ一度、当院の施術をご体験ください。