ジョーンズ骨折
- 足の小指側の外側に強い痛みがある
- 歩くと足の外側がズキズキ痛む
- 足をひねったあとから腫れているが、内出血が少ない
- スポーツ中に足をひねって以来、痛みが続いている
- 数週間経っても痛みが引かず、再び痛みが悪化した
こうした症状がある場合、「ジョーンズ骨折(第5中足骨基部骨折)」の可能性があります。見た目は軽度の捻挫に見えることも多く、見逃されやすいケガの一つです。
ジョーンズ骨折とは|桂東洋鍼灸整骨院
◆ジョーンズ骨折とは?【症状の定義とメカニズム】
ジョーンズ骨折とは、足の小指(第5趾)の付け根部分にある「第5中足骨」の基部(中央寄り)で起こる骨折のことを指します。
とくに、足を内側に捻った際に起こることが多く、スポーツ選手や繰り返し足に負担がかかる方に多い骨折です。
第5中足骨にはいくつかの骨折タイプがありますが、ジョーンズ骨折は血流が乏しい部位で起こるため、自然治癒しにくい特徴があります。そのため、適切な安静・固定・施術が必要とされます。
ジョーンズ骨折の原因とは|桂東洋鍼灸整骨院
◆なぜ起こる?ジョーンズ骨折の原因
ジョーンズ骨折は、以下のような原因で発生します。
🔹スポーツ時の負荷
ジャンプやステップ動作を繰り返すスポーツ(サッカー、バスケットボール、陸上競技など)で、足の外側に急激な力が加わると、骨が耐えきれず骨折してしまいます。
🔹足の構造的な問題
扁平足や外反母趾などの足部アライメント異常があると、通常よりも小指側に負担がかかりやすくなり、骨折のリスクが高まります。
🔹疲労骨折
軽微な力でも、同じ部位に負荷が繰り返されることで骨が徐々に損傷し、最終的に骨折に至るケースもあります。
◆放っておくとどうなる?【悪化のリスク】
ジョーンズ骨折を放置してしまうと、以下のような問題が起こる可能性があります。
- 骨癒合不全(骨がつかない)
- 偽関節形成(関節のような動きをしてしまう)
- 慢性的な足の外側の痛み
- 再骨折リスクの増大
- 運動機能の低下や競技復帰の遅れ
初期の段階で適切に固定・施術を行うことが非常に大切です。
「少し休めば治るだろう」と我慢していると、完治までに数ヶ月かかることもあります。
ジョーンズ骨折の治療法とは|桂東洋鍼灸整骨院
◆整骨院・鍼灸院でのアプローチ【施術内容と強み】
当院では、ジョーンズ骨折に対して以下のような流れで施術を行います。
🔸初期評価・状態把握
- 徒手検査(圧痛部位・腫脹・歩行状態の確認)
- 必要に応じて、提携医療機関への紹介を行い、レントゲンやMRI検査を推奨
🔸固定・安静管理
- ギプスやシーネによる固定が必要な場合は、整形外科と連携
- 軽度な損傷であれば、テーピング・包帯固定での管理
- クラッチ杖の使用指導、荷重のかけ方の指導も対応
🔸中期~回復期の施術
- 鍼灸による血流促進と自然治癒力の向上
- 足関節・足底アーチの筋膜リリース
- 骨盤・膝・股関節とのバランス調整
🔸再発予防・パフォーマンス向上
- 足部アライメント改善(インソールの提案など)
- 歩行指導・足底筋群の強化トレーニング
- 競技復帰に向けた段階的な運動療法
✅当院の強み
- 怪我の早期発見と医療機関との連携
- 鍼灸や徒手療法を活用した早期回復アプローチ
- 患者様の目標(仕事復帰、競技復帰など)に寄り添ったプログラム設計
まとめ|桂東洋鍼灸整骨院
◆実際の患者様の声
20代女性/サッカー選手
足をひねってから小指側に痛みがあり、最初は捻挫と思っていたのですが、整骨院でジョーンズ骨折の可能性があると指摘され、整形外科で診断を受けました。こちらでリハビリとケアを受けながら、焦らず回復に向かっていけたことで、無事にプレー復帰することができました!
◆よくある質問(Q&A)
Q1. ジョーンズ骨折と普通の足の骨折は何が違うのですか?
- ジョーンズ骨折は「血流が乏しい部位」で起こるため、治癒が遅れやすく、再骨折もしやすい骨折です。通常の骨折と比べて慎重な対応が求められます。
Q2. レントゲンでは異常なしと言われたのですが痛みが続きます。診てもらえますか?
- はい。ジョーンズ骨折は初期段階では画像に写らないこともあります。臨床症状や触診・動作評価から、当院では必要に応じて整形外科との連携を取ります。
Q3. 整骨院でも固定やギプスはできますか?
- 重度の場合は整形外科での固定が必要ですが、軽度や回復期であれば、テーピングや包帯による安定化が可能です。歩行のサポートも行います。
Q4. 鍼灸治療はどういう効果がありますか?
- 鍼灸は骨折部周囲の血流を促進し、回復を早めるだけでなく、筋肉の緊張や二次的な痛みの軽減にも有効です。医師の許可があれば、急性期後から施術を開始できます。
Q5. スポーツに早く復帰したいのですが対応できますか?
- はい。競技特性を考慮した段階的リハビリやパフォーマンス改善まで対応可能です。復帰のタイミングも専門スタッフが一緒に判断します。
◆まとめ|「ただの捻挫」と思わず、早期の判断を
ジョーンズ骨折は、その見た目の軽さとは裏腹に、適切な対応をしなければ長引くことも多く、将来に影響を与えるケースもあります。
少しでも「足の外側が痛む」「治らない捻挫がある」と感じたら、無理をせず一度当院にご相談ください。的確な評価とサポートで、あなたの早期回復をお手伝いします。