第5中足骨基部裂離骨折【下駄骨折】
- 足をひねったあと、足の外側に強い痛みが出た
- 歩くたびに足の小指側が痛い
- 腫れが引かず、内出血が足の外側に広がっている
- 「捻挫だと思っていた」が、数日経っても改善しない
- 足を着くのがつらく、長時間立っていられない
このような症状がある場合は、**「第5中足骨基部裂離骨折(通称:下駄骨折)」**の可能性があります。
第5中足骨基部裂離骨折とは|桂東洋鍼灸整骨院
◆第5中足骨基部裂離骨折とは?

- どの部位の骨折?
足の甲の外側、小指の付け根にある「第5中足骨」の基部(かかと寄りの部分)が、強い外力によって裂けるように剥がれる骨折です。
「裂離骨折」とは、筋肉や靱帯が強く引っ張られることによって、骨の一部が剥がれるように折れてしまうタイプの骨折です。
特に第5中足骨の基部は、短腓骨筋(たんひこつきん)というふくらはぎの外側の筋肉が付着している部位であり、足をひねった時にこの筋肉が引っ張られて骨が裂けてしまうのです。
- なぜ「下駄骨折」と呼ばれるのか?
この骨折は、下駄を履いていてバランスを崩し、足を捻ったときによく起こることから、昔から“下駄骨折”と呼ばれてきました。
近年ではハイヒール、厚底サンダル、スポーツ中などにも多く見られます。
第5中足骨基部裂離骨折の原因とは|桂東洋鍼灸整骨院
◆なぜ起こる?裂離骨折の原因と誘因
✔足関節の内反捻挫(足首が内側に曲がる)
- 運動中のジャンプや急な方向転換
- ヒールや段差で足を踏み外す
- 濡れた床や滑りやすい場所での転倒
0足を内側に強く捻ることで、短腓骨筋が急激に収縮し、第5中足骨の基部を引っ張ってしまいます。
✔骨や筋の発達途中の若年者
成長期の骨は、筋肉よりも柔らかく、付着部で裂離しやすい構造になっているため、部活動中の学生にも多く見られます。
✔加齢や骨粗鬆症
骨が脆くなっている高齢者では、比較的軽微な捻挫でも裂離骨折が起こることがあります。
◆放っておくとどうなる?見逃しやすい危険性
「腫れているけど歩けるから大丈夫」「捻挫で済んでいると思っていた」
このような状態で放置してしまうと、以下のような問題が起こる可能性があります。
- 骨片がズレたまま固まり、変形治癒してしまう
- 外側の足に慢性的な違和感や痛みが残る
- 歩き方に癖がつき、膝や股関節、腰への負担が生じる
- 繰り返し捻挫しやすくなる
**裂離骨折は、単なる捻挫とは異なるため、**初期段階での正しい判断と安静・固定が極めて重要です。
第5中足骨基部裂離骨折の治療法とは|桂東洋鍼灸整骨院
◆整骨院・鍼灸院での対応|施術の流れと強み
当院では、第5中足骨基部裂離骨折の可能性がある場合、適切な評価と整形外科との連携を行いながら、固定・安静・リハビリを通して早期回復と再発予防を目指します。
◎①初期評価と応急処置
- 視診・触診・徒手検査により骨折と捻挫の鑑別を行います
- 必要に応じて提携医療機関への紹介や、**画像診断(レントゲン)**を推奨します
◎②テーピング・包帯・ギプスによる固定
- 骨折の程度に応じて安静・固定期間を設定し、患部の安定を図ります
- 圧迫固定により腫れ・内出血の抑制も可能です

◎③鍼灸による腫れ・痛みの緩和
- 回復期には鍼灸を用いて炎症や循環不良の改善を図り、早期回復を促進します

◎④リハビリ・再発防止の運動療法
- 固定期間後は、関節可動域の回復、筋力強化を段階的に進めます
- 歩行動作や立ち姿勢のクセ改善にもアプローチ
◎⑤日常生活でのアドバイス
- 靴の選び方・生活の中での注意点・再発防止のセルフケア指導も実施
まとめ|桂東洋鍼灸整骨院
◆実際の患者様の声
20代・女性・立ち仕事
厚底のサンダルで足をひねってしまい、最初は捻挫だと思っていましたが、なかなか痛みが引かずこちらに来院。裂離骨折の疑いがあるとすぐに判断してくださり、整形外科でのレントゲン後に固定とリハビリを続けました。今では違和感なく歩けています。
15歳・男子・バスケットボール部
試合中に足をひねり、病院で裂離骨折と診断されました。整骨院では回復期に合わせてリハビリを丁寧にしてもらえ、競技復帰までサポートしてもらえました。再発防止のトレーニングも役立ちました。
◆よくある質問(Q&A)
Q1:第5中足骨基部裂離骨折は自分でも見分けられますか?
A:見た目や痛みの程度では捻挫と見分けにくいです。腫れや内出血が強い場合や、歩行時の痛みが続く場合は専門家に診てもらうことが重要です。
Q2:整骨院では骨折の治療はできるのですか?
A:整骨院では骨折の応急処置・固定・回復期のリハビリまでを担当できます。骨折の確定診断が必要な場合は、整形外科との連携も行っています。
Q3:通院はどれくらい必要ですか?
A:軽度の場合でも3〜4週間の安静と、その後の数週間のリハビリが目安です。症状により個人差がありますが、経過を見ながら丁寧にご案内いたします。
Q4:痛みがなくなればすぐ運動しても大丈夫?
A:痛みがなくても筋力や関節の柔軟性が回復していないと再発のリスクがあります。段階的な運動再開が重要ですので、専門家の指導のもとで復帰を目指しましょう。
Q5:整骨院の保険適用は可能ですか?
A:受傷原因がはっきりしている場合、健康保険の適用が可能なケースもあります。詳しくは来院時にご説明いたします。

◆まとめ|足をひねったとき、ただの捻挫と思わずご相談ください
第5中足骨基部裂離骨折(下駄骨折)は、捻挫と非常に似た症状を示すため見逃されやすい骨折です。
適切な固定や処置が行われないと、治癒遅延や変形治癒のリスクもあるため、軽く考えず専門的な評価を受けることが大切です。
当院では、受傷直後の応急処置から回復期のリハビリ、再発予防まで一貫してサポートしております。
「これくらい大丈夫」と思わず、気になる足の痛みは早めにご相談ください。



















