膝蓋骨脱臼
- 膝のお皿(膝蓋骨)がズレたような感覚がある
- 急に膝が抜けるような不安定感がある
- 膝が腫れて曲げ伸ばしがつらい
- 歩くと膝が外れるような感じがする
- 以前脱臼したことがあり、繰り返している
- スポーツをすると膝が不安で思い切り動けない
上記のような症状がある方は「膝蓋骨脱臼」の可能性があります。
そのまま放っておくと再発や関節の変形、慢性痛につながる恐れがあります。早期のケアが非常に重要です。
膝蓋骨脱臼とは|桂東洋鍼灸整骨院
🦵膝蓋骨脱臼とは?|症状の定義とメカニズム
膝蓋骨脱臼とは、膝のお皿の骨(膝蓋骨)が本来の位置から外れてしまう状態を指します。
ほとんどの場合、膝蓋骨が外側にズレて脱臼します。これにより、膝の痛みや腫れ、関節の不安定感などが生じます。
膝蓋骨は太ももの筋肉(大腿四頭筋)と靭帯に支えられており、膝を曲げ伸ばしする際に滑らかに動いています。
しかし、スポーツや転倒などの衝撃、または筋肉のバランス不良により、膝蓋骨が正常な軌道から外れてしまうと脱臼が起こります。
膝蓋骨脱臼の原因とは|桂東洋鍼灸整骨院
🤔なぜ起こる?|膝蓋骨脱臼の原因
主な原因は以下の通りです:
🔹 外傷によるもの
・ジャンプや切り返し動作、転倒などで膝に強い外力が加わる
・コンタクトスポーツ(サッカー、ラグビー、バスケなど)での接触
🔹 解剖学的な要因
・膝蓋骨が外側にズレやすい骨格(外反膝など)
・大腿骨滑車(膝蓋骨がはまる溝)が浅い
・膝蓋靭帯や筋肉のバランス不良
🔹 筋力低下・柔軟性不足
・太ももの内側の筋力が弱い
・股関節周囲の筋肉バランスが悪い
🔹 過去の脱臼歴
・一度脱臼を起こすと再発しやすくなります(再発率は30〜40%とも)
⚠️放っておくとどうなる?|後遺症・慢性化のリスク
膝蓋骨脱臼を適切に治療せずに放置すると、以下のような問題が起きる可能性があります。
- 再発のリスク増大(習慣性脱臼)
- 軟骨の損傷や関節内の炎症による痛みの慢性化
- 関節可動域の制限や歩行障害
- スポーツ復帰の遅れや競技レベルの低下
軽視しがちな膝の脱臼ですが、正しく整復し、リハビリや筋力のバランスを整えることが再発防止に不可欠です。
膝蓋骨脱臼の治療法とは|桂東洋鍼灸整骨院
👐整骨院・鍼灸でのアプローチ|自然な回復と再発予防を目指して
当院では膝蓋骨脱臼に対し、整復・安定化・筋力バランスの調整を柱に施術を行っています。
🔸当院での主な施術内容
① 急性期の応急処置
- アイシングによる炎症の抑制
- 包帯やテーピングによる安静保持
- 必要に応じて整復(骨を正しい位置に戻す処置)
② 可動域と筋バランスの調整
- 手技療法による関節可動域の回復
- 太もも・股関節周辺の筋肉バランス調整
- EMSや鍼灸で深層筋の活性化
③ 再発防止の運動療法
- 内側広筋などの強化トレーニング
- 姿勢・歩行指導(X脚や過回内の調整)
- スポーツ別の動作改善アドバイス
🔸当院の強み
- スポーツ障害・外傷に強い施術スタッフが在籍
- 国家資格者による安心の対応
- 女性スタッフも在籍で、初めての方でも安心
- 鍼灸併用で痛み・炎症に深くアプローチ
「手術は避けたい」「早く競技復帰したい」「繰り返さない身体を作りたい」
そんな患者様を全力でサポートいたします。
まとめ|桂東洋鍼灸整骨院
👥実際の患者様の声(仮)
高校生・サッカー部/男性
試合中に膝のお皿が外れて救急搬送されました。整形外科では安静といわれたのですが、リハビリに不安があってこちらに来院。手技や筋力トレーニング、テーピング指導まで丁寧にしていただき、1か月後には練習に復帰できました。
30代女性/会社員
自転車で転倒して膝を脱臼。初めてのことで不安でしたが、優しく丁寧に対応してもらい安心しました。今では歩くのもスムーズになりました。
❓よくある質問(Q&A)
Q1. 膝蓋骨脱臼は整骨院で対応できますか?
- はい、整骨院では膝蓋骨脱臼に対する応急処置やリハビリ、筋肉バランスの調整を専門的に行っています。骨折が疑われる場合は提携医療機関へ紹介いたします。
Q2. 一度脱臼したら、必ず再発しますか?
- 必ずしも再発するわけではありませんが、筋力のアンバランスや正しいリハビリ不足があると再発率が高まります。当院では再発予防を重視した施術を行っています。
Q3. 脱臼したその日に施術を受けても大丈夫ですか?
- 急性期は炎症が強く出ている場合があるため、まずは安静・アイシングを優先します。状態により施術のタイミングを判断しますので、まずはご相談ください。
Q4. 鍼灸はどのように効果がありますか?
- 鍼灸は痛みや腫れの軽減、筋肉の緊張緩和、血流改善に効果的です。自然治癒力を高めるため、回復を早めたい方におすすめです。
Q5. スポーツ復帰までにどのくらいかかりますか?
- 程度によりますが、軽度の場合は2〜4週間、再脱臼がある場合は1〜2か月以上かかることもあります。リハビリの進み具合によって調整します。
📝まとめ|膝蓋骨脱臼は早期の対応と再発予防がカギ
膝蓋骨脱臼は、痛みだけでなく「不安定さ」や「再発」など、日常生活に大きな支障をもたらすケガです。
適切な処置とリハビリを行うことで、再発を防ぎ、元の活動レベルに復帰することが可能です。
当院では、患者様一人ひとりに合わせた施術とサポートで、膝の不安を取り除き、安心して動ける身体づくりをお手伝いします。
「これって脱臼かも?」と思ったら、まずはお気軽にご相談ください。